質の高い睡眠でバストアップ効果を高めよう

睡眠はただ休むためのものではありません。人は睡眠中に起きている時間を必要な様々なことをしています。具体的には「脳と体の休息」「体内のメンテナンス」「記憶の定着」「ストレスの解消」などです。
「失恋したけど一晩寝たらスッキリしたわ」というのはあながち嘘ではなくて睡眠をとっている間に脳がストレスを緩和してくれたからです。
良質な睡眠をとれば、心身は健康になり思考力や集中力のパフォーマンスは上がり、起きている時間を充実したものに変えることができます。
バストアップを目指している女性は意外にもこういった質の高い睡眠を軽視している傾向にあります。睡眠時間が不足していると心身共に悪影響が出始めます。まず顕著に現れるのが自律神経の乱れです。
自律神経が乱れると女性ホルモンのバランスが乱れてしまいます。その結果、乳腺が発達しなくなってバストアップしづらい体質になってしまう可能性があります。
そして次に与える影響が血行や代謝機能の低下です。血行が悪くなるとバストアップに必要な栄養分がバスト全体へ行き渡らなくなります。そうなってしまうと乳腺が刺激されなくなるためバストアップすることができなくなってしまうのです。
バストアップにゴールデンタイムとも呼ばれる午後10時〜午前2時の4時間は最も女性ホルモンが分泌される時間帯でもあります。この時間帯に十分な睡眠をとることでバストアップ対策の効果を高めることができるのです。
睡眠不足はバストアップの大敵であることは心にとどめておきましょう。
睡眠の質を高めてバストアップするには⇒
眠りについたら朝まで起きないのが普通であり、健康である証拠です。65歳以上になると、夜間に作られる尿量が増えるため、途中で起きてしまうことが多くなり ますが、20〜40代では通常はありません。 途中で起きてしまうのは中途覚醒、起きる時間よりも前に目覚めてしまうのは早 朝覚醒といい、立派な睡眠障害です。これでは良質な睡眠をとれないため、ホルモ ンバランスにも自律神経にも悪影響です。最近は20代でも睡眠薬を求めて受診する 人が増えているので、いかに睡眠状態が悪いか、痛感させられています。 睡眠薬というと、抵抗がある人もいるようですが、いまはさまざまな種類があり、 依存性の少ない薬もたくさんあります。市販の睡眠改善薬は、実はアレルギーの治 療に使われる抗ヒスタミン薬の副作用を利用しています。抗ヒスタミン薬を飲むと、鼻炎などの症状は治まりますが、眠気が出てきます。この仕組みを使ったのが睡眠改善薬です。また、安眠を誘って睡眠の質を向上させるアミノ酸なども売られています。病院 でもらう薬は、「途中で起きてしまう」「寝つきが悪い」「睡眠が浅い」などの症状に合わせて、さまざまな薬が処方されます。うまく使って、眠れないつらさは解消してほしいのですが、あくまでもお守り程度に考えてください。薬がないと絶対に眠れない、と思いこんでしまう前に、生活 を改善して自律神経のバランスを整えることが必要です。睡眠のサイクルが崩れている、ぐっすり眠った気がしない、という人は、毎朝同 じ時刻に起きるようにしましょう。朝7時と決めたら、毎日7時に起きるのです。休みの日もできるだけ定刻に起きるようにして、誤差は最大1時間、つまり遅くとも 8時までに起きるようにしてみましょう。起床時刻を毎日揃えるだけで、睡眠のサイクルは整ってきます。寝る時間はまち まちでも、起きる時刻だけ統一すれば、次第に体は自然なリズムを身につけることができるようになります。